加賀前田藩大聖寺侯の御典医であった福田家の8代目・鳶斎宗英が、隨竹庵を号して茶頭を務め、以後、当代まで連綿と継承し、古儀茶道藪内流を伝える茶家です。
藪内家との所縁も深く、隨竹庵4代・藪内節庵は宗家の次男として生まれ、福田家の養子となり隨竹庵を継承しました。その後、現在に至るまで、節庵の子孫が継承しています。
当代プロフィール

福田 籠庵(ふくだ・るあん)
昭和63年、先代・竹有の外孫として生まれる。幼年期より茶湯を先代に師事し、3歳で重文・西尾家住宅での記念茶会にて初披露目。小・中・高と進学していく中、茶湯の研鑽を積む。なお、高校在学時にはブラスアンサンブル部に所属し、Student Jazz Festival 2005においてトロンボーン部門で個人賞を受賞、団体で神戸市長賞(全国1位)を受賞した。同時期より隨竹庵の教場では、先代の傍ら門下指導を補佐。甲南大学卒業後、平成24年に「竹弌」を号し、継嗣として活動を始める。平成29年より、中学校からの学友である能楽観世流・上田宜照氏との企画公演「幻點」を開催。同年11月、先代の隠棲に伴い隨竹庵を継承して7代目となる。令和5年、更なる自身の茶湯研究のために兵庫県たつの市へと拠点を移す。令和6年2月、「籠庵」に改号。
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